川越城本丸御殿

展示案内(建物のご案内)

このページでは、川越城本丸御殿の建物のご案内をしていきます。

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裏庭の散策路

家老詰所の縁側から桜の木の下を通って南に伸びる散策路は、今のところ公開していませんが、保存修理工事で不用になった「瓦」を埋め込んでつくっています。その数2千枚以上で、造園職人のみなさんが根気よくつくってくれました。左に見える扇形の部分はお願いしてつくってもらった、「本丸御殿の屋根がすごくきれいに見えるポイント」です。実際のところ、散策路を縁取っている「丸瓦」が壊れやすいため公開できませんが、何かの折には時間限定で公開しようかとも考えています。きっと今までにない本丸御殿の景色を見ることができると思います。おたのしみに。

(2013年1月4日)

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西廊下

ケヤキを床材に使った東廊下に対して、西廊下はツガ材が主として用いられています。西廊下は窓がガラス窓になったため、西日があたり、傷みが激しくなっています。幅は東廊下と同じですが、写真を見較べると印象が異なることでしょう。これは天井の高さが異なるためで、西廊下はやや低いので少し圧迫感を感じると思います。

(2012年9月6日)

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東廊下

玄関を入ると、みなさんが最初に踏みしめるのが東廊下です。幅3mを超える広い廊下で、長さは40m近くもあります。床板はすべてケヤキ材。現在は受付が中央にあるため、長さの感覚はつかみづらいかも知れませんが、時々テレビのロケなどでカウンターを外すとながーい廊下であることを再認識します。1年ほど前、TBSドラマ「JIN」の撮影で大沢たかおさんや綾瀬はるかさんが歩いていたのが思い出されます。

(2012年3月29日)

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広間

保存修理工事以前は廊下部分のみを移動しながら、室内をのぞき見るような見学方法でしたが、再公開を期に広間のみ常時入室可としました。これで杉戸絵も間近に見ることができます。来訪された方々が杉戸に顔を近づけて、熱心にご覧になっているのを見かけます。くれぐれも近づきすぎて、頭をぶつけないようにご注意ください。

(2011年11月15日)

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本丸御殿をご案内します。

このページでは、木造の巨大建造物であり、希少な御殿建築である「川越城本丸御殿」についてご案内していきます。来場される前の予備知識としてご覧いただければ幸いです。
 第1回目は玄関の屋根の上にある「唐破風鬼板」と呼ばれる部分です。正面玄関の唐破風を飾る鬼板は高さ約1m、横約3m、奥行約0.3mで、杉材と思われる木材に彫刻を施し、その外側に銅板をまきつけて、彫刻部分をたたき出したものです。重さは約100kg程で、容易に持ち上げられるものではありません。中央には杉板の円板に銅板をたたき出して「葵文」をレリーフとしたものをはめ込むようになっており、金箔が張り込んであります。唐破風の銅板は既にくすんで「10円玉」色に変わりましたが、黄金の葵文はまだ燦然と輝いております。

(2011年11月1日)