川越城本丸御殿

展示案内(どやッ!ポイント)

このページでは、知人を連れて川越城本丸御殿に来たときに、「どやッ!」と少し自慢できるような小ネタを紹介していきます。

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どやッ!ポイント(?)№12

【所在地】 受付
【解 説】 本丸御殿保存修理報告書を頒布します。内容はもちろん、ほぞん修理工事のすべてが分かるほか、修理にあたって調査した歴史的な部分や修理によってわかったこと、そこから考えられる本丸御殿の往時の姿や変遷なども記しています。しかし、内容はかなり難しいです。私が言うのもなんですが、果たして普通の方が読んで楽しいかなと不安すら覚えます。1部1,300円と報告書としては高くないと思いますが・・・。受付には見本を置きますので、中身を見てからお求めいただくことをお勧めします。ちなみに、内容について質問されても、お答え出来かねることもすくなくありません。とはいうものの、限定100部としましたので、今まで要望が多かったことを考えると、手にした方はラッキーかもしれません。「どやっ!顔」してください。電話での頒布や取り置きは致しませんので、ご希望の方は本丸御殿及び博物館受付までお越しください。

(2013年5月26日)

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どやッ!ポイント(?)№11

【所在地】 時々出会えます。
【解 説】 家老詰所の座敷に並んで座ったお二人をカメラマンが狙っています。撮影会ではありません。実は、結婚式の前に写真を撮り、式の時にお披露目する写真だそうで、このお二人はモデルさんではなく、間もなくご結婚される本物のカップルなのです。おかげさまで年に何組かの「前撮り」撮影があり、幸せまっただ中のカップルをお迎えしています。中には海外のカップルもあり、あまりの仲睦まじさに本丸御殿内の室温が2℃くらい上がるような気がします。今回のお二人も新郎の少し照れたような笑顔と新婦のつつましくも晴れやかな笑顔が印象的でした。偶然、本丸御殿にいらした来館者のみなさんからも祝福の声がかけられ、しばらくの間「幸せのおすそ分け」の時が流れました。お二人にはこのHPへのアップをご快諾いただき、まことにありがとうございます。末永くお幸せであることをお祈りいたします。そして、結婚式では目いっぱいの「どやっ!顔」をしてください。

(2013年4月5日)

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どやッ!ポイント(?)№10

【所在地】 普通は見られません。
【解 説】 「怪しい粉」ではありません。本丸御殿で廊下などを磨いている「ぬか袋」です。さらしを二重にしてミシンで縫って作ったものですが、これで磨くことで、光沢のある廊下に仕上げています。ぬかに含まれる適度な油分が、木材に優しく自然なツヤを出してくれます。もちろん天然素材なので、誤って廊下で転んで、床を舐めても安心です。また、補修のために入れた新規の床板は、古色仕上げはしているものの、当初のものに比べるといかにも新材です!感が否めません。しかし、ぬかで磨いていると、やがて見分けがつかなくなるそうです。いいところだらけのぬか袋ですが、受付のみなさんには重労働を強いることとあっという間に真っ黒になることが欠点です。今回の「どやッ!」は何かというと、このぬか袋を私たち職員がミシンで作っていることです。どやッ!。(威張ることではなかったですね。失礼しました。)

(2013年3月14日)

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どやッ!ポイント(?)№9

【所在地】 家老詰所ほか
【解 説】 平成24年12月28日に家老詰所の縁側部分の障子32枚を職員で貼り直しました。この日は博物館に障子を運び出して、古い紙を剥がして建具をクリーニングし、本丸御殿内で障子紙を貼りました。本日1月4日まで乾燥させ、余分な紙を断ち落として、元の位置に戻しました。作業日数約1日半の早業でした。出来はまあまあですが、2日しかない休館日で仕事を終えたことをここで自慢させていただきます(どや!)。

(2013年1月4日)

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どやッ!ポイント№8

【所在地】 広間
【解 説】 広間などの天井板に無数のボールの跡が見られる。これらは本丸御殿が学校施設として使用されていたころに付けられたと考えられており、修理前からその存在が知られていた。
【使用例】 B「何やら天井に変な模様がついてるわね。」
A「これは本丸御殿が学校に使われた頃に付けられたボールの跡だよ。」
B「当時の子どもたちのいたずらかしら?」
A「そうだね。修理前は見つけるのが大変なくらいしか見えなかったけど、クリーニングしたら、100個以上見られるようになったんだ。」(どやっ!)

(2012年9月6日)

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どやッ!ポイント№7(特別編)

【所在地】 第2展示室
【解 説】 博物館で開催されている「日本100名城」写真展にあわせて、第2展示室に「日本100名城スタンプ」の印影をパネル化して展示しました。全国のお城を回らないと見られないスタンプの印影を本丸御殿で見ることができます。現在、スタンプを収集されている方やこれから始めようという方、どんなものか見てみようかという方には必見です。すでにいくつかの城でスタンプ展は行われていると聞いていますが、100個の印影を一度に見るチャンスですよ(どやっ!)

(2012年4月25日)

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どやッ!ポイント№6

【所在地】 第1展示室
【解 説】 第1展示室南側は古写真から「掃出し窓」として復元した。そのため、ガラス部分が多く、天気の良い日には直射日光が室内に射し込むので、資料を展示する空間には適していない。そこで、ロールカーテンの設置となったが、本丸御殿の雰囲気に合うものを探していたところ、博物館の子ども体験事業で講師をしていただいている埼玉伝統工芸会館の谷野裕子さんから、「小川の和紙」をご恵贈いただいた。この和紙を利用して職員が手作りでブラインドとした。
【使用例】 B「あら、この部屋のカーテン、素敵な柄ね。」
A「これは県内の小川町に伝わる伝統工芸「小川の和紙」だよ。」
B「ええーっ!布じゃないの?」
A「これは紙製だよ。でも、和紙は破れにくいので、このように使えるんだね。」
B「紙っていろいろな使い方ができるのね。」
A「上下の端を見てごらん。ロールカーテンの軸になっているのが、紙の原料「楮(こうぞ)」の枝だよ。」(どや顔!)

(2012年3月29日)

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どやッ!ポイント№5

【所在地】 明治棟廊下
【解 説】 「第1展示室」及び「御手洗」入口の表示板はアクリル板の間に「川越唐桟」を挟み込んである。川越唐桟は川越名産の綿織物で、絹のような光沢と繊細な縦縞が特色です。この川越唐桟は博物館を中心に活動されている「川越唐桟手織りの会」から分けていただいている。落ち着いた色合いながらも風格のある川越唐桟の魅力を間近に見ることができる。
【使用例】 B「あら、表示板のところの布がきれいね。」
A「これは川越唐桟という川越の伝統的な綿織物だよ。」
B「ツヤツヤしているけど、綿織物なの?」」
A「これは極細の縦糸を2本どりにしているから、絹のような光沢が出せるんだ。」
B「すてきねぇ。私も唐桟の着物が欲しいなぁ!。」
A「そうだね、でも1反20万円くらいするらしいよ。」(どや顔!)

(2012年2月2日)

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どやッ!ポイント№4

【所在地】 家老詰所
【解 説】 家老詰所に座ってらっしゃるご家老さまたちの前に一葉の図面がある。覗き込むと何やらひし形みたいな絵が描いてある。これは幕末の江戸湾警固の際に川越藩が出動した二番台場の見取り図である。
【使用例】 B「ご家老さんたちの前にあるあの図はなあに?」
A「あれは黒船来航のときに川越藩の兵が守備をした『二番台場』の図だよ。」
B「お台場って、東京の?」
A「そう、あの図のお台場は今のレインボーブリッジの台場側のたもとにあったそうだよ。今は埋め立てられて跡形もないけど。」
B「ふーん。残念だね。」
A「でも、ほぼ同じ形のものがレインボーブリッジの下に浮かんでいるよ!」(今回はどや顔!)

(2011年12月24日)

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どやッ!ポイント№3

【所在地】 使番詰所
【解 説】 ドラマ「JIN-仁-」において、手術室となったのが「使番詰所」。放送された時に見たが、撮影現場を見ていなかったら気づかなかったかもしれない。写真奥に見える押入れがポイントである。
【使用例】 B「あの手術のシーンはどこで撮ったのかしら?」
A「あれは『使番詰所』らしいよ。」
B「何で分かるの?」
A「放送では分かりにくいけど、おなじみの手術セットが運ばれてきたらしいよ。」
B「ふーん。」(あ、どやっ!になってない)

(2011年11月15日)

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どやッ!ポイント№2

【所在地】 広間
【解 説】 こんなところ、本丸御殿にないじゃないか!と言われるかもしれないが、これは平成23年4月からTBS系で放映されたドラマ「JIN-仁-」の撮影用セット。美術スタッフのみなさんが現場を細かく採寸して、徹夜で制作して撮影当日の早朝から組み立てられた。本丸御殿は文化財建造物なので、釘1本でも打っちゃダメというこちらの注文にも見事に応え、すべて自立式で建物にぴったりはまる寸分狂わぬ精度で造られていたのに驚いた。
【使用例】 A「この本丸御殿でドラマ「JIN」の撮影したの知ってる?」
B「知ってるけど、どこで撮ったのかしら?」
A「この広間が川越城の会議のシーンで使われたんだ。」
B「でも、床の間の雰囲気が違うわよ。」
A「広間の北側(鎗の間側)に床の間のセットを組んで、今ある床の間は壁を造って隠したんだよ。」(どや顔!)

(2011年11月15日)

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どやッ!ポイント№1

友達や家族を連れて本丸御殿にいらした時、案内をしながら、「ほら、ここにはこんな秘密があるんだよ。」的なプチ自慢ができた時、あなたはきっとドヤ顔になることでしょう。そんな会話ができるような担当者おすすめのポイントを私たちは「どやッ!ポイント」と名づけました。

<どやッ!ポイント№1>

【所在地】 中ノ口外側庇(ひさし)柱下部
【解 説】 本丸御殿の保存修理工事では、柱下部が破損している場合などに「根継(ねつぎ)」によって木材を連結している。その1例で、「蟻(あり)」と呼ばれる逆台形の突起とそれを受ける溝をぴったりはめ込むことで固定する継手(つぎて)。根継のうちで外部からみられるのはココだけ!
【使用例】 A「材木同士をつなぐ方法を知ってる?」
B「・・・」
A「こんな風につなぐんだよ。」
(ポイントを見せる)
B(尊敬のまなざし)
A(ドヤ顔!)

(2011年11月1日)