川越市立博物館
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博物館活用方法のヒント

展示コーナーの見方

各展示コーナーのまとまりに着目させる

それぞれのコーナーの展示コンセプトを児童生徒に発見させるためには、個々の資料キャプション(解説)だけでなく、展示コーナーの概要を説明した解説パネルのタイトルに着目させていくことが必要です。

一つの資料とその回りの資料との関連を考えさせる

一つの資料とその回りの資料との関連を考えながら見ることで、子どもたちは資料に対しての理解を深めたり、新たな事実を発見したりすることにつながります。教師は、展示されている資料の位置等、学芸員の意図を理解することが必要です。

資料の見方

展示資料を多彩に観察させる

資料は、一方向からだけでの観察では、そのよさは発見できません。そこで、子どもたちには次のように、資料を見る視点を与えることが重要になります。まずは、自然体で資料を見させます。次に、立体的な資料や模型などの場合には、見る角度や方向を変えて観察させます。また、比較できる資料が近くにあれば、比べさせるのも大切です。このような視点を与えることによって、子どもたちは、資料に対して新たな相違点や疑問点が見えてきます。

博物館展示方法の活用

展示方法を教室等でも活用する

博物館では、資料の見やすさや設置の安定を考え、様々な工夫をしています。例えば、平ものは斜台の上に、立体ものは平台の上に資料があります。また、その資料の最も見てもらいところがよく見えるように、向きを考えたり、ルーペを置いたりします。さらに、資料にキャプションをつけ、資料名、所有者、年代などを紹介します。
これらを参考に、教室等に子どもの作品を展示する際には、「見てもらう」という視点を工夫することが有効です。

質問しよう

いい質問を考えさせる

博物館では、解説員が学習のお手伝いをしています。子どもたちが博物館学習の中で展示資料でわからないことがあったら、主体的に質問させるようにしてください。その場合、子どもたちに「いい質問」という観点をもたせることが大切です。「いい質問」とは、資料を見てなぜ不思議と思ったのか、その根拠を示している質問や、自分の考えや予想を加えている質問です。さらに、聞いたことは必ず記録させることも重要です。